和歌を楽しく学ぶ「わかべん!」

「和歌勉」、はじめます

中高時代は女子校の歴女だったので、失われた青春を詰め込む(テニプリ世代です)

というのと大体同じノリで和歌の道を志したすずなごん。すなわち歴女として将軍歌人の「源実朝」さんを追いかけていて、和歌の面白さを知ったのですね。

目標は、「一人で和歌の海を泳げるようになること」

なんとなく和歌の海をただよい、たまたま流れ着いた和歌の中から「あ、これ好き!」というのを見つけてはしゃいでいたのですが、和歌の世界を軸にしてなにかコンテンツを作りたい!となった時に、そのやり方ではあまりにも心もとないなぁと思いました。

和歌の海って超広大で、泳ぎ方にもコツがいるような、初心者向けではない海かもしれません。でも、そんなビギナーのためのわかりやすい参考書はたくさんあって、膨大な和歌の中から、有名だったり、すばらしい和歌、面白い和歌をピックアップしてわかりやすく解説してくれます。

私もこれからそれらの本にかなりお世話になるかと思うのですが、ゆくゆくは自分で泳ぐ……つまり、自分の意思で広い広い和歌の世界をわたり歩き、自分の力で和歌を味わえるようになりたいなぁと思います。

そこまでしてやっと「あこがれの先輩」と同じ目線に立てるんじゃないかなぁと(青春ネタをひきずる)

まずはルールを知ろう!

テニスも、何も知らない状態で見たら何が何だかわかりませんよね。和歌にも「枕詞」やら「掛詞」やら、「謎ルール」がたくさんあって、それが現代の私たちの「和歌わからん!(ダジャレではない)」につながっています。

そこで、この二冊を読んでいるところです。

和歌のルール
和歌のルール

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笠間書院
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和歌とは何か (岩波新書)
渡部 泰明
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和歌の「謎ルール」って、「初見さんお断り」な感じで、ちょっとわかりづらい。しかも「枕詞」なんて、現代語訳にすると訳されてなかったりして、本当に必要なの?そもそも現代人からすると、詩や歌って自分の心を表現するものなのに、その心と直接関係ない「謎ルール」はいらないんじゃない……?

というような疑問に、ものすごくわかりやすくキャッチーに答えてくれる本です!

「枕詞」のお話は次回に回すとして、「謎ルール」……すなわち、和歌を装飾する「修辞」って何なの?ということについて、とても素敵な例えが上記の本に書いてありました。

和歌とは、贈り物だと考えてみる。大切な贈り物は箱に入れたり、熨斗紙を付けたりしますが、「修辞」はこの「ラッピング」に当たるのだそう。

ラッピングなんてうわべを飾るだけで、面倒なだけだ、と思うでしょうか。そうではないのです。面倒なことが大事なのです。

紐や包み紙をほどいていきながら、贈られた人は相手の気持ちをも紐解いていくのです。確かめながら受け取るのです。

修辞も同じです。面倒で、一見不必要に見える作業が、逆に相手の気持ちを感じ取る媒介になるのです。

『和歌のルール』(笠間書院)「はじめに」渡部泰明氏

なんと古き良き、美しい日本の心でしょうか。和歌の中にも、「おもてなし」の心が詰まっていたのですね。

なんだか、「修辞って必要なんすか?」なんて質問も、現代の合理主義というか、「実利的でないものは即排除」という殺伐とした考えの表れかも。

とりあえず、和歌のルールを知らないことには、せっかくの昔の人々からの贈り物、包装紙すら開けられていないことになりますね。

そんなわけで「わかべん!」第二回からは、上記の二冊で和歌のルールを学び、自分なりにわかりやすく(もうすでにわかりやすい本なんですが)アウトプットしていきたいと思います!

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