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さわやかでみずみずしい早春の一首。自然の生命力がにじみでてくるような不思議な力を持っており、好きな方も多いはず!
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石(いは)ばしる 垂水(たるみ)の上の さわらびの 萌えいづる春に なりにけるかも
志貴皇子
この絵を描いたのは2020年3月ごろで、コロナが流行し始め、世の中は暗いニュースばかりでした。
そんな中この歌と向き合っていて、意味だけでなく言葉の響きまでもが、春のみずみずしい息吹を出しているような、不思議な力を感じました。
Twitterでこの絵をアップしたところ、この歌好き!というコメントもあり、人気なのもうなずける一首です。
この歌はぜひ、くちずさんでみてください。音の心地よさを感じていただけると思います。
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