夏– tag –

吹く風の　涼しくもあるか　おのづから　山の蝉鳴きて　秋は来にけり 源実朝 こち...

風を待つ　草の葉に置く　露よりも　あだなるものは　朝顔の花 源実朝 こちらの記...

蓮（はちす）咲く　あたりの風の　かほりあひて　心の水を　澄ます池かな 藤原定家...

ひさかたの　雨も降らぬか　蓮葉（はちすば）に　溜まれる水の　玉に似たる見むよ...

ほととぎす　そのかみ山の　たびまくら　ほのかたらひし　空ぞ忘れぬ式子内親王 式...

一番左が、作者の道造くん。 「風のうたつた歌」立原道造 作者は昭和初期に軽井沢...

夏の野の　繁みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものそ大伴坂上郎女（お...

ほととぎす　鳴くや五月（さつき）の　あやめ草　あやめも知らぬ　恋もするかな よ...